システム開発の主な開発手法を一覧で分かりやすく紹介

システム開発の主な開発手法を一覧で分かりやすく紹介

●●開発といったようなシステム開発は様々な種類があり、結局どれが最適か、分からなくなることが多いのではないでしょうか。本記事ではそんなシステム開発における代表的な開発手法を一覧でまとめた記事となっています。

本記事を通して、今回開発しようと思っているシステムにおいて、どの手法が最適なのかヒントになればと思います。

まずは、開発手法ごとに特徴をまとめた一覧表を見てください。

開発手法概要向いているプロジェクト
アジャイル開発システム開発のサイクルである、「企画」→「設計」→「実装」→「テスト」を機能単位で回すこと・段階的にリリースする予定がある ・開発を進めながら仕様の中身を検討していきたい
ウォーターフォール開発 システム開発のサイクルである、「企画」→「設計」→「実装」→「テスト」を一気通貫で開発すること・予め仕様等が決まっており一定の品質を担保する必要がある ・半年以上の大規模な開発
スパイラル開発1つの機能ごとに要件定義から開発までして、その機能の実装が終わったら次の機能を要件定義から開発すること・仕様変更が発生しそうな開発 ・品質の担保を求められる開発 ・システム開発が不慣れな顧客から依頼された開発
ハイブリッド開発アジャイル開発とウォーターフォール開発を組み合わせて、それぞれの良い所どりして開発すること・仕様がある程度明確だが、詳細が確定していない開発 ・進捗に合わせて軽微な機能の追加・変更に対応していきたい開発
プロトタイプ開発要件定義の明確化を目的としており、要件定義後にプロトタイプの作成を行い、依頼者からレビューをもらい、要件の共通認識を濃くして開発すること・完成形のイメージが曖昧な案件 ・システム使用者からの印象を良くしたい案件
パッケージ開発既存のパッケージソフト/ツールを自社に合わせてカスタマイズして開発すること       ・予算がぎりぎり、社内で使うシステムなので安く済ませたい ・開発期間が短期間しか取れない ・自社で開発したいが、エンジニアがいない
MVP開発「実装」→「ユーザー検証」をスピーディーに回して、ユーザー検証を通し、マーケットニーズを確認するために開発をすること・ビッグプロジェクト開発前にマーケットニーズを確認したいとき ・1ヶ月以内に終わる小規模開発
DevOps開発開発の効率を上げ、「開発チーム」と「運用チーム」を1つのチームとして緊密に連携をとりリリースサイクルを短くする考え方・開発の効率を上げるためにチームワークを大事にしたい開発

アジャイル開発とは、システム開発のサイクルである、「企画」→「設計」→「実装」→「テスト」を機能単位で回すことを呼びます。

システム開発は様々な機能の集合体からなっています。その様々な機能を機能単位に分解して開発を進めていくことです。

例えば、1つのシステムが機能A、機能B、機能C、機能Dの集合体から成るとした場合、以下のようなサイクルで開発を進めることになります。

アジャイル開発とは

アジャイル開発に関する詳細は以下の記事をご参照ください。

>> アジャイル開発とは?メリット・デメリットと向いている開発を解説 <<

ウォーターフォール開発とは、システム開発のサイクルである、「企画」→「設計」→「実装」→「テスト」を一気通貫で開発することを指しています。

システム開発は様々な機能の集合体からなっています。その様々な機能をフェーズ単位で組み立てて開発を進めていきます。事前に仕様要件がガッチリと決まっている開発案件であればウォーターフォール開発は最適でしょう。というのも、ある程度品質を担保することができるためです。

システム開発の流れ

ウォーターフォール開発に関する詳細は以下の記事をご参照ください。

>> ウォーターフォール開発は今でも有効?失敗しないための進め方 <<

スパイラル開発は1つの機能ごとに要件定義から開発までを行う開発手法です。

イメージとしては図のように、1つの機能ごとに要件定義を行い、改善まで完了したら次の機能の要件定義を進めます。最終的に全ての機能が出揃ってからリリースを行い完成となります。

スパイラル開発の概要図

また、各機能で「プロトタイプ」(試作品)を作成し、評価(レビュー)と改善を行います。事前にプロトタイプによる評価を行うことで、完成後の修正など手戻りを防ぐことができ、開発失敗のリスクを最小にします。

スパイラル開発に関する詳細は以下の記事をご参照ください。

>> スパイラル開発とは?他の開発手法との違い、メリットを解説 <<

ハイブリッド開発とは、アジャイル開発とウォーターフォール開発を組み合わせて開発することです。それぞれのメリットを組み合わせて開発を進めることです。システム要件がある程度整っているが、細かいところまで詰められていない場合はハイブリッド開発がマッチするかもしれません。

ハイブリッド開発の見取り図

ハイブリッド開発の詳細については、以下をご参照ください。

>> 開発手法に迷ったら?ハイブリッド開発が注目される理由 <<

プロトタイプ開発とは、一言で表すと試作品を作り、開発を進める手法です。

進め方としては、要件定義から一気通貫でリリースまで進める、まさに水が上流から下流にかけて流れるようなウォーターフォール開発と同様に要件定義から一気通貫で開発を進めます。特徴としては要件定義の明確化を目的とした、要件定義後にプロトタイプ(試作品)の作成を行います。開発するシステム全体のプロトタイプを作成し、依頼者からレビューをもらい、要件の認識齟齬がないようにします。

プロトタイプ開発の詳細については、以下をご参照ください。

>> 新規事業の失敗を防ぐためのプロトタイプ開発とは?進め方を解説 <<

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パッケージ開発は既存のパッケージソフトを活用し、開発を進めます。

パッケージ開発の概要

そしてエンジニアとしての知識が無くても開発ができるなど、難易度が低い開発手法となります。具体的には下記のような製品がパッケージ開発の際に活用されています。

Kintone(キントーン)
Salesforce(セールスフォース)
e受発注
Aladdin Office
EC-Orange

パッケージ開発の詳細については、以下をご参照ください。

>> パッケージ開発とは?導入メリットや向いている企業を解説 <<

MVP開発は、想定されるユーザーに対して必要最低限の機能をもった開発をすることです。想定されるユーザーに一部機能が実装できた段階で触ってもらい、ユーザーからフィードバックをもらいながら必要な機能の肉付けをしていきます。これを繰り返して完成形に近づけていきます。

MVP開発

MVP開発の詳細については、以下をご参照ください。

>> MVP開発とは?進め方とアジャイル開発との関係性を解説 <<

開発の手法とは異なり、概念や考え方を指す単語です。

開発の効率を上げ、「開発チーム」と「運用チーム」を1つのチームとして緊密に連携をとりリリースサイクルを短くする考え方となります。この考え方により、リリース後のフィードバックから素早く改修ができることなど、これまで以上に効率的な開発が期待できます。

DevOps開発の詳細については、以下をご参照ください。

>> DevOps開発とは?スピードと品質向上を実現する導入メリットを解説 <<

システム開発には、スクラッチ開発やパッケージ開発、アジャイル開発、ウォーターフォール開発などさまざまな手法があります。しかし、自社に最適な開発手法は、事業内容やシステム要件、予算、スケジュールによって異なります。

このようなお悩みはありませんか?

  • 自社に適した開発手法がわからない
  • パッケージ開発とスクラッチ開発のどちらを選ぶべきか悩んでいる
  • 開発コストと品質のバランスを取りたい
  • スピーディにシステムを立ち上げたい
  • 将来的な機能拡張も見据えて開発したい
  • 要件定義から開発・運用までまとめて相談したい

ICDでは、お客様の課題や事業計画を丁寧にヒアリングし、最適な開発手法をご提案しています。

要件定義・設計・開発・運用保守まで一貫して支援できるため、システム開発が初めての企業様でも安心してご相談いただけます。また、様々な体制を組むことが強みでもあり、オフショア開発、ニアショア開発、オンサイト(常駐型)開発、受託開発など…お客様の状況に合わせてご提案いたします。相談は無料!なのでお気軽にお問い合わせください。

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